気づけば、はじまり。ー日々のリフレクションー

新採小学校教員です。教員1年目としての気づきをふりかえながら少しづつ書いていこうと思います。

メンタルを保つために新採教師が行った4つのこと!

GWが開けて、勝負の2ヶ月目に入りました。

4月は、思った以上にクラスづくりを上手くできない自分の姿にいらいらしました。

そして、学校に行くのが憂鬱になり朝だけやたら咳き込んだり、肌が荒れたり、瞼がひくひくしたりするなどの体に不調の反応が起きました。

 

思ってたのと違う‼︎

こんなに自分ってできないの?

 

この1ヶ月は、メンタル面でのダメージがとても大きかったです。

 

でも、GWが終わり今はだいぶメンタル面でのリカバリーができました。ここからは、ぼくがメンタルリカバリーのために取り組んだ3つのことを紹介します。

 

① ストレスの原因を探る

そもそも自分は何からストレスを受けているのか明確にしないと、ストレスの根源への効果的なアプローチはできません。

ぼく自身は、ざっと挙げると以下のようなことからストレスを受けていました。

 

・初任研担当の先生と少し衝突していてしんどい

自分ができていない事をつかれるから謝るしかない

 

・授業が上手くできてなく、子ども達が飽きて集中できてない

そんな子どもたちの顔を毎回見るのが嫌だ

 

・子どもたちへのルールの徹底ができず、僕や他の子の話を最後まで聞けない

この子たちに対しては、嫌でも注意をしたり、他の工夫をしないと授業が進まない

 

ここまでがストレスの原因でした。

 

 

② アプローチを変える

これまでは、土日は休みだから寝たいとか、色んな人に会いたいなどと思い行動していました。しかし、①で気づいたストレスの根源へのアプローチができないと他の事をしても気休めにしかならず、結局次の1週間を児童とともに辛い思いをしなければなりません。

なので、少しづつアプローチの方法を変えてみました。

 

1つは、初任研担当の先生へ積極的に質問をするようにしました。自分から聞けば、相手から一方的に言われるより相手のアドバイスを受け入れやすくなります。これをやらずにぶつかっていては、常に相手のアドバイスを受け入れるしかない受け身の姿勢になってしんどいです。

 

もう1つは、土曜に先に授業を考えるようにするという事です。これまでは、ゆっくり休んでから授業の事を考えるという順序でした。それを、土曜の朝に先に授業を考えて、後からゆっくりするとういう順序に変えました。そうすると、教材への理解が深まり授業への不安も軽減し、日曜を楽しく過ごせます。そして、月曜の授業が少し余裕を持って取り組めるようになります。

 

このアプローチに変えるのは、新社会人として、最初につまづく事だと思います。(実際に僕もどんだけ楽したいと思って、自分の予定を優先させたか。それもバランスとして大切ですが、僕の根本は授業の内容の改善だったのでそこから逃れてはただただしんどいだけでした。)

 

③ 先生たちと飲みに行く

うちの職場は誘ってくださる先生方が多く、今の現状(クラスの状況・自分のメンタル面)を飲みの席で共有しています。そこで、教えてもらえる事や、励ましてもらう事は生きた学びです。本で読むスキルや実践は、その学校その先生の実践であり、今の自分にできるかというとそうはいきません。子どもの実情も違うし、実践された先生の人となりを知らないので、なかなか細かいところの追試はできません。なので、同じ職場の先生方の話は、血の通った実践であり分からなければどんどん聞く事もできます。

 

④ 他者とリフレクションをする

自分のふりかえりを他者に見せると恥ずかしいですが、とてもためになります。ふりかえりのアプローチの中で、他者からの視点は思っている以上に有効です。

 

リフレクション/どのように取り組むのか? | HUMAN VALUE

越境する教育学の創成: 4つの俯瞰について:2016.1.2

 

この1ヶ月で、だいぶ自分の中で考え方や価値観が変化しているなと思います。環境へ適応しつつ、自分の軸は見失わないように、とりあえず今できる事は色々チャレンジしてみる。まだまだ自転車操業ですが、とりあえず元気に学校生活を楽しんでいます!

土日に「底力」をつけて絶対3月に嬉し泣きできるように子どもたちと頑張っていこうと思います^ ^