気づけば、はじまり。ー日々のリフレクションー

新採小学校教員です。教員1年目としての気づきをふりかえながら少しづつ書いていこうと思います。

今、ここから-常に変わっていくために-

今の現状をシェアしていこうと思います。
クラスの現状を把握するためにもこまめに、
自分のできていない部分を言葉にして、自分の中でのリフレクションを進めてきました。

これをしておくと、土日に他の人に会って対話をするときのベースとなり
その時の対話にすごく集中できます。

リフレクションはもちろん一人で行うことも大事ですが、
それにプラスして他者の視点はとっても大事です。
他者の視点のないリフレクションは時として自己満足のフェーズで終了しがちです。

【児童理解】

11人は優しく、相手を思いやる考え方ができる

・しかし、一人一人の行動は伴っていない

ある女子児童が自分の行動がどのように集団に影響してるかが分かっていない、周りの男子児童からの反感を買っている

☆これからのアクション

女子児童に対して自分がその行動をすることによってどんな影響が出るのかをループ図を用いて考えてもらう

 

【授業面】

・学力の高い児童が飽きている

☆これからのアクション

他の児童へ教えることのできる時間を取る(学び合いの要素を取り入れる)

・毎回挙手するのはクラスの固定された約1/3の児童

・活動の時間が間延びして、集中力がきれる児童がいる

★原因

・指導言/発問があいまいで児童が何をやっていいか分かっていない(特に、国語の発問)

指示が通ってているのは、学力の高い児童のみでありそれによって、考える時間を取っても結局はそれらの児童のみの時間になってしまう

☆アクション

教師の喋りはなるべく押さえ、テンポよく進める

教材研究の際に、しっかり指導言・発問を精査して書き込んでおく

指導書頼みにせず、自分で組み立て、フォローで指導書を読む

 

・ノートの書き写し方が児童によって異なる

☆アクション

ノート指導の時間を1度授業の頭に取る

黒板に描く量を少なくする

キーワード以外は、パーキングロットを作って黒板の隅の方に描く

 

 

・終わりの挨拶が揃わない

☆アクション

授業の最初と最後は、授業に入るために必要なものという事を伝えてできなければ何度も行う

 

2週目と比べてやや減ってはきたものの、最後まで聞かないままに質問をする児童がいる

☆アクション

本当に今、必要なことなら聞く

必要ないことならスルーする覚悟を持つ

その時も、ちゃんとスルーしますということは児童に伝える

 

・活動に入る時に、もう一度何をするべきなのかを聞いてくる児童がいる

☆アクション

教師の指示・発問の精選

指示は1つで1つの意味になるように

 

 

・数人の児童が他の児童に注意を始める

☆アクション

周りの事を考えて行動してくれているという意味では嬉しい傾向ではあるが、児童の負担にならないように教師が注意を喚起する

 

・場面に応じた声量ではない

☆アクション

場面ごとの声量表を掲示する

または、声量計を携帯し今がどれくらいの声量なのかを客観的に見せる

 

・分からないと諦める児童が数名いる

・苦手を抱えている子の指導ができていない

☆アクション

授業外(できれば給食中)100均の単語帳で小数の考え方や九九を教える

 

・算数科における自力解決→集団解決の練り上げ法を理解できていない

☆アクション

専科の時間は、特に算数と国語の授業を見学させてもらう

 

・音読指導のレパートリーが少ない

☆アクション

号車読み、たけのこ読み、該当者読み、◯読み、自分のスピードで読むなどの指導法を行う

 

【学級経営】

授業と関連する部分が多いため、それ以外について…

 

・宿題の再提出のシステムの必要性

☆アクション

1日待つができなければ、中休み等を使ってやることを説明する、再提出者をリストにし見える化を図る

連絡帳に昨日の宿題まで書かせる

 

・係活動の曜日の把握が不十分

☆アクション

月~金にどの係が何をするのかの表を作る

 

・誕生付きごとの掲示が必要

☆アクション

早急に掲示物を作る

 

避難訓練の表を見えるところに貼る

☆アクション

廊下側の柱にラミネートして貼る

 

・朝の教師の話が、今は何をしたらいいのかあいまい

☆アクション

ふりかえりを伴う簡単なゲームをする?

カタルタなどを用いた言語系のゲームをする?

今日の目標を設定する?

聴くことに関する名言などの紹介?

キャリア教育系の話?

 

【生徒指導】

・掃除がうまくできているグループを動画に撮り、給食時間に動画を見せながら褒める

 

【この1ヶ月で分かったこと・できたこと】

・ルールを納得してもらうためには、必然性と児童にとっての納得感が必要

・ルールを徹底するには、どこかに遊びの要素が必要

・授業の目標を明確に持つ

・授業の中にこそ生徒指導と学級経営は含まれる

・ルール(縦糸)をしっかり作らないと授業が成り立たなくなる可能性がある

・現状に対する児童の考えを聞けたこと

人の話を最後まで聞こうという約束はできた
・初任研担当の先生の言葉に対してもっと柔軟に取り入れる
→先日、やっと対話ができたので少し相手のことを理解できたのと相手にも少し理解してもらった
・自分のマインドを少しずつ変えていく
→これまでやってきたことの軸を大切に、子どもたちや他の先生から教員としてのマインドを学ぶ